検索でヒットして、開いてみるのは何ページでしょう。2~3ページ検索の一覧を見るのが精いっぱいとも言われます。そのために上位ヒットを目指して考え出されたのがSEOです。
Googleの検索必勝法として編み出された技です。
Googleの抽出方法が変われば無に帰します。SEOの技術は日進月歩と言っていいでしょう。
タイトルは明確に、目次にキーワードを明記する、トップで顧客を掴めるフレーズを入れる、内容に何度もキーワードを入れ、そういった秘訣はあちらこちらでささやかれます。
検索する人が何を目的にその言葉を検索バーに入力するのか、目的は? 検索する人が気がついていない深層心理は? 探そうとする気合の元になっているものは何か、心理学ともいえるような研究までされています。
そうして、人が見つけたい情報を、見つけやすくするようにできているのがSEOなのです。
SEO、Google必勝技はサイトをパターン化しています。
お買い物サイトや、情報共有サイトとしては役に立ちます。しかし言葉としては貧困の一途をたどっています。
同じようなサイトが多い、語調が似たり寄ったり、目的はいかにページを開かせるか、アフェリエイトに人を引き込むか。
下心が見え見えで商業的な色合いが強いサイトがトップに出られるのです。
ネットは見ない、サイトは最低限に表示する、そういう使い方もあります。
けれど語調は知らずに影響を受けます。
話法も形式化されます。
学術的にサイトをやっても、見る人は少ない、著名人でなければ人はわざわざそのサイトに来ないとよく言われます。
必要な専門的な知識はブログにあり、そこにたどりつくのは至難の業です。
本当に必要で確かな情報にたどり着ける検索、これが実は専門家の間では求められています。
玉石混淆、ホントとうその入り混じったネットの世界は自由発言の場としては上等です。
学術的な知識も得られれば、近所の噂やデマまで探し出せます。
Google検索に物事の是非まで見極めろ、とは言いません。
ネットを信じて行動して、間違った、だまされた、気がついてもう一度探すとそのサイトは見つからない。
SEO検索は、そういうリスクを兼ねた存在ということだけ、頭のどこかで知っておく必要があるのです。